沖縄県民で嫌いな人はいないんじゃないかな、と思われる沖縄そば。
当然わたしも大好きで、特にこのお店には何回足を運んだだろう。
そんなお店の紹介です。
『牧志そば』の場所
『牧志そば』は牧志公設市場の近くにあります。今は建替え中で仮設の市場となっておりますが、どちらにしてもその付近にあります。
但し狭い路地沿いにあるので、この辺りに慣れてない人だと、ちょっと迷うかも。
で、この『牧志そば』ですが、以前は『宮古そば 田舎』という店名だったかと思います。『宮古そば 田舎』はチェーン店なのか暖簾分けなのかはわかりませんが、この『牧志そば』近くにもゴリラのぬいぐるみが目印の『田舎』があるし(私は「ゴリラそば」と呼んでいる)、泊や安謝、調べたら読谷村にもあるらしい。
私が食べたことがあるのは近隣にある通称ゴリラそばと泊のお店だけですが、この2店舗と『牧志そば』は味も見た目も同じなので、たぶん麺もスープもソーキも全て同じ材料なりレシピを使っていると思われます。ということで、これらのお店を『田舎系列店』と勝手に呼ばさせていただきます。
『牧志そば』の店内
お店の中はそれほど広くはないものの、4人がけのテーブルが5セットくらい、またカウンター状の席が10席くらいだと思います。
今はコロナの関係で混雑はしないと思いますが、以前は県外からの観光客のみならず、インバウンドのお客さんの姿も多く見られました。
『牧志そば』のメニュー
お店は食券制となっていて、券売機の上に写真付きのメニュー表があります。が、私はこのお店では、というより『田舎系列店』では「ソーキそば」しか食べたことがありません。なぜなら安くて美味しくてボリュームもそこそこあるから。
私は失敗を恐れる性格のためか、一度美味しかったメニューを毎回オーダーする傾向があります。あまりチャレンジをしない性格、といいますか…
でも初めての『田舎系列店』であれば、やはり「ソーキそば」一択ではないでしょうか? お店の看板メニューでもあるし、とにかくオススメです!
ソーキそばとジューシーをいただきます!
券売機で購入した食券をワンオペで頑張ってらっしゃるスタッフさんに渡します。調理工程はチラ見程度ではありますが、湯通しした麺をドンブリに入れて、既に仕上がってるスープとソーキを入れるだけ、のようなので提供時間はとても早いです。30秒かからないで出してもらえることも。390円で提供できるのも、この簡便な提供システムがあるからなのかもしれません。
こちらの「ソーキそば」の特徴ですが、スープはカツオ+トンコツ(たぶん)ベースで、コクを感じる味わいです。麺はコシのある細めの平面。そして『田舎系列店』名物のソーキはトロトロで柔らかく、甘めの味付けでジューシーにもとてもよく合います。
ただ『牧志そば』のジューシーは、日によって若干仕上がりにブレがあるかも。この日は少し薄めの味付けにも感じました。ということで以前に訪れた際の写真も載せておきます。明らかに色が違う気が…
と最後に文句たれたりしましたが、それでもこのソーキそばが390円なんてやっぱり嬉しいですよね。確か初めて訪れた十数年前は350円で徐々に値段が上がっていくのはしょうがないかと思いますが、いち消費者からすると、今後もこの価格で頑張ってほしいな、と思ったり。もちろん、お店の継続が一番の希望ですが。
今回もおいしかったです。ごちそうさまでした!
2023年4月16日訪問 メニュー情報
2023年4月16日、国際通りで沖縄国際映画祭のイベントが開催されていたこともあり、久々に牧志そばを利用してみました。
提供いただいたソーキそば。「少しスープの色が濃くなってるかなー」と思いながら、熱々で湯気もーもーのスープをズズッといただいてみると、かなり甘みが強くなっている感がありました。私個人的には以前の方が好みだなぁ。
麺は以前と同様に、細麺かつコシを感じる私好みのものでした。
ソーキそばが390円とリーズナブルさは変わらずの牧志そば。ただ、2年前と比べると、スープの甘さがかなり気になったかなぁ。元『宮古そば 田舎』時代から通っている私としては、少し、というかかなり残念だったりはします。
まぁ、コスパは引き続き素晴らしいのですが。
ごちそうさまでした!