本土の、特に都心部の駅付近ではごく普通に見られる「立ち食い蕎麦屋」。
でも沖縄では沖縄そばが主流のためか、まず「日本蕎麦」のお店自体が少なく、更には「立ち食い蕎麦」なんて言ったらほぼ皆無だったのでは?
で、県内ブロガーさんの記事なんかで存在自体は知りつつも、駐車場が無いなどでなかなか伺えなかった那覇市久茂地の『永當(えいとう)蕎麦』さんにやっとこさ、行ってきました!
『永當蕎麦 久茂地店』の場所
こちらのお店、店名にもある通り那覇市の久茂地にありまして、久茂地川のそばとなります。蕎麦だけに…

お店は久茂地川のほとり。
県庁前駅から徒歩で2-3分の場所です。

朝の6時からの営業って、出勤前の朝食に使えるし。
ちなみにお店向かって左側に食券の券売機があります。
場所が場所なので、お店側では駐車場の用意もなく、どこかのコインパーキングから歩くか、ゆいレールの県庁前駅から徒歩で向かうことになるかと思います。
この付近で働いてる人は毎日のようにこのお店に通えるんだ。いいなー。
『永當蕎麦 久茂地店』のメニュー
こちらのお蕎麦屋さん、かけそば、もりそばが190円と、とにかく低価格路線で頑張ってくれています。本土の立ち食い蕎麦屋さんと比べても破格でしょう。ありがたや〜

かけそば、もりそばが190円って…
揚げ物系でお酒を飲んで、締めに蕎麦っていうのも良さげですね。
『永當蕎麦 久茂地店』の店内
食券を購入し、早速店内に入ってみます。
決して大きなお店ではないのですが、カウンターを「W字」のような形にすることで、席数を確保している様子。コロナ禍で今は難しいかもだけど、詰めれば20人くらい入るかな?

そうそう、お子さま用に踏み台を借りることができるようです。

この後、どんどん人が出たり入ったりと。
立ち食い蕎麦なので回転はメチャクチャ良さそうです。
とろろ蕎麦(340円)ともつ煮(300円)がうまい
で今回オーダーしたのは、私がとろろ蕎麦+大盛り(340円+100円)ととり天(150円)、連れがもりそば(190円)ともつ煮(300円)です。

もりそばは並サイズでもこのボリューム、っていうか。。

とろろはボリュームありますが、おそばの量は並とそれほど変わらず?
まぁ多少のブレはあるでしょう。
早速お蕎麦をいただいてみます。
なかなかコシのある、歯ごたえも感じる麺の茹で加減ですが、その分もあってか、蕎麦の風味も十分に鼻で感じます。ずばり、美味しい、美味しいです。
麺つゆもお蕎麦にあった甘めのもので、とろろとの相性もバッチリでした。まじか、これがこの価格で食べられるんだ。これは久々にいいお店を見つけたぞ。

もつの歯ごたえと、程よい味付けが期待通りです。
ああ、酒飲みたい。ああ、このお店、間違いない。
こちらのお店、お蕎麦も美味しいけど、もつ煮もとり天も美味しかった。繰り返しとなりますが、サブメニューをつまみながら昼間からビールを飲んだらさぞかし幸せなはず。やばいなこれ、本当に好きなお店だ、やばいな(2回目)。

この価格でこの提供内容だと、平日のお昼時なんかは混み合うんだろうなぁ。でも回転は良いだろうから、それほど待たずとも食べられるのかなぁ、なんて思いながら最後はそば湯もいただき、麺つゆ含め完食となりました。
お気に入りのお店を発見。ごちそうさまでした!

2022年4月16日、かけそば(190円)について追記
前回の訪問で余りにも美味しくて安くて嬉しかったので、また訪問してみました。
でまずは前回同様、もりそば(190円)を食べてみる。うん、やはりうまい、程よい歯ごたえと甘めの麺つゆが良く合ってる。
もりそば一枚だけでは足りなかったので、ワタシ的に立ち食いそばの定番と勝手に認識している『かけそば(190円)』を食べてみました。それにしても安いなぁ。

美味しそうに見えたのですが。。
う〜ん、麺が、麺が柔らかすぎる。。何かの間違いで茹ですぎてないかな? ちょっとこれは。。
もりそばの美味しさで期待し過ぎてしまったのかもしれませんが、もりそばはちょっと残念な感じでした。だし汁は悪くないのですが、何しろ麺に歯ごたえが全くなく。。何度もしつこくて失礼ですが、これ、オペレーション的なミスがあったのかな? 次回はもっと違う感じなのかなぁ。でも貧乏性の私のことだから、一回ガッカリしたメニューは二度と試すことはないだろうなぁ。。
次はやはりもりそば系で楽しませていただきます。ごちそうさまでしたー