私もこれまで、そこそこの年数を沖縄県で過ごしてきましたが、未だ出会ったことがありません。
「ヤンバルクイナ」
元々は沖縄本島の広い地域に生息していたらしいのですが、今や犬、猫、マングース、カラス等に追いやられたりして、本島北部、いわゆるやんばる(山原)の森深い地域にのみ暮らしているそうです。
で「飛べない鳥」の宿命か、他の動物たちに襲われるだけではなく、自動車による交通事故でもその数を減らしているとか。
そんなヤンバルクイナを観察できる施設、ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森に行ってきましたよ。辺戸岬からやんばるの東側を車で30-40分くらい南下した場所にあります。
まずは受付で見学料を支払います。大人500円、子ども200円でした。
事前に公式サイト等で調べた情報では、当然ながら野生動物なのですぐに姿を見せてくれない可能性がある、なんて記載もありました、が…
[音声なし動画]歩くヤンバルクイナ
姿を表したヤンバルクイナの「クー太」くん、確か3歳。なにやらとっても好奇心が旺盛なのか、サービス精神が旺盛なのか、我々のまさに目の前をあっちへこっちへ普通に歩いています。
初めて見たヤンバルクイナはとてもキレイな羽模様で、赤いくちばしと脚部が印象的。また「クー太」くんの性格もあるのでしょうが、人間を全く怖がる素振りがないのが意外でした。水浴び姿も見せてくれたり。
[音声なし動画]水浴びするヤンバルクイナ
それとこの日、説明を担当してくださった女性スタッフさんがとても親切で、ヤンバルクイナの生態や現在置かれている環境、どのように保護をされているかを丁寧に教えてくださいました。本当にヤンバルクイナを愛してるんだな、という気持ちが言葉の端々に感じられたのもとても印象的でした。
ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森、那覇からは高速を使っても2時間以上かかる場所ではありますが、お子さんや動物好きには是非おすすめの場所です。北部観光の際は立ち寄ってみてほしいな。ヤンバルクイナの事が身近に感じられて、きっと彼らのことが好きになるはず。
「サーターアンダギー」が歌う「ヤンバルクイナが飛んだ」だそうです…
7月にそちらに伺う予定です。
中でお弁当を食べられる場所はありますでしょうか?
コメントありがとうございます!
こちらの施設内ではお弁当を落ち着いて食べられるようなスペースは無かったと思います。「やんばる」という山林地域ということもあり、近隣にもお店や施設は少ないので、事前にお調べになった方が良いかと思います。
ちなみに近いとは言えませんが、「道の駅おおぎみ やんばるの森 ビジターセンター」にはベンチもあったり、お弁当なども販売されているのでご検討くださいませ。
7月の沖縄旅行、めいっぱい楽しんでくださいね!